こんにちは、久家です。
前回は
現代人が特に癒着しやすい箇所の
筋膜リリースをお伝えしました。
試して頂けたでしょうか?
特に
デスクワークの方や
スマホを見る時間が長い方は
例外なく
癒着がひどい場所ですので
ぜひリリースを習慣づけてくださいね
今回は
脚の筋膜リリース
をご紹介します。
使用するのは
フォームローラー
という円筒状の
筋膜リリース用の器具です。
どのご家庭にもあるものでもないし、
代用が効くものもないので、
ご購入して頂かないとできませんが、
自宅で手軽に
筋膜リリースができるものなので、
とてもオススメです。
「どんなものか体験してみたい」
という方は
ぜひ習慣セミナーにお越しください。
今回は5種類の
筋膜リリースをお伝えしますが、
1度に全部やる必要はありません。
できそうなものからやるも良し、
一番痛いもの(癒着がひどいもの)からやるも良し、
もちろん全部やっても構いません。
無理なく自分にあったやり方で行いましょう!
肩こり・腰痛も脚のケアが大事!?
当院の施術を受けたことのある方は
わかると思いますが、
僕の施術は
①ゆがみの矯正
②筋肉・筋膜の調整
③自律神経の調整
の順番で行います。
そして、筋肉・筋膜の調整は
必ず脚から行ないます。
頭痛・肩こり・腰痛…
どの症状に対してもこれは変わりません。
これはなぜだと思いますか?
これまで何度もお伝えしましたが、
表面の筋膜は
全身スーツのように
体を覆っています。
それを少し専門的に見ると…
体の後面では
ふくらはぎから頭まで
筋膜は繋がっています。
なので、
ふくらはぎの筋膜が癒着すれば
背中や首、頭の方まで引っ張られて
影響が出るということです。
側面も同じです。
膝下の外側から
首まで筋膜は繋がっています。
脚の外側の筋膜が癒着すれば
首まで引っ張られて影響が出ます。
僕が治療中に
「慢性的な症状の場合
肩が痛いから肩に原因がある、
腰が痛いから腰に原因がある、
ということは、ほとんどないんですよ」
と言うのは、
こういったことが理由なんです。
だから慢性的な
肩こりの人も、
腰痛の人も、
脚のケアは必要不可欠なことなんです。
このことを踏まえて今回は
脚の筋膜リリース
をご紹介します。
フォームローラーで脚の筋膜リリース
フォームローラーを使用する際に
注意してほしいことがあります。
それは
無理な体勢でやらない
ということ。
ネットやYouTubeで
紹介されているもの見ると、
特に腰とか肩甲骨周りなど
無理な体勢をとって
リリースしているものが
結構多い…
例えばこんな感じです↓
日頃動かなくて
筋膜が癒着している人が
こんなに背中を反らせるのは
正直危険です。
この体勢をとることで
痛めてしまうこともあるでしょう。
そもそも…
この写真のように
冷静にやれるものではありません(笑)
繰り返しになりますが
筋膜リリースは痛みを伴うものです。
無理な体勢で
痛みを我慢するのは
結構リスクが高いです。
リリースする箇所によっては
体勢がとりにくかったり、
人によっては
負担になってしまう体勢も出てきます。
絶対に無理な体勢でやらないこと
これだけは守ってください。
今回は
・やりやすさ
・筋膜の癒着が酷い箇所
を考慮して、
5種類を厳選しました。
全部をやる必要はありません。
まずは無理なく体勢が取れるものから
やってみてくださいね。
ふくらはぎ
①床に座り、リリースする側のふくらはぎを
ローラーに載せます。
ローラーを転がしながら特に痛い所を探します。
②反対側の足をクロスさせるように上に乗せます。
お尻を浮かせてふくらはぎにしっかりと
圧がかかるようにします。
30〜90秒キープします。
③お尻を浮かせるのがきつい方は
クッションなどをお尻の下に入れて行いましょう。
太ももの外側
①リリースする太ももの外側を
ローラーに載せます。
ローラーを転がしながら特に痛い所を探します。
②両足を浮かせて体全体でバランスを取ります。
30〜90秒キープします。
※最初はかなり痛いと思うので、
痛みが強い人は
両足を浮かさず①の状態でキープしてみましょう!
太もも前面(外側)
①リリースする太もも前面の外側を
ローラーに載せます。
ローラーを転がしながら特に痛い所を探します。
※真横を向いた状態から
45度体を前方に倒した状態です。
②両足を浮かせて体全体でバランスを取ります。
30〜90秒キープします。
※これも最初はかなり痛いです。
痛みが強い人は
両足を浮かさず①の状態でキープしてみましょう!
太もも前面
①リリースする太もも前面を
ローラーに載せます。
ローラーを転がしながら特に痛い所を探します。
②両足を浮かせて体全体でバランスを取ります。
反対側の足を上からクロスさせると
リリースしたい側の太ももに
しっかりと負荷がかかります。
この状態で30〜90秒キープします。
太ももの内側
①うつ伏せの体勢から
リリースする側の股関節を開き
太ももの内側をローラーに載せます。
この時、
股関節を開き具合は
無理のない角度で構いません。
ローラーと太ももが
90度で交わるようにしてください。
ローラーを転がしながら特に痛い所を探します。
②反対側の股関節を床から浮かし
骨盤前面が床と並行になる状態をキープします。
この状態で30〜90秒キープします。
いかがでしたか?
ゴルフボール
ラクロスボール
そして今回の
フォームローラー
を使った筋膜リリース
僕はこれを始めて
2年弱が経ちますが、
体の調子は
とてもいい状態が続いています。
以前もお伝えしましたが、
・体が柔らかくなる。
・血流が良くなる。
・体の動きが良くなる
といったことが、
はっきりと体感できています。
筋膜リリースを始めた当初の話ですが、
10キロのランニングのタイムが
走る度に速くなりました。
これは…
筋膜リリースによって
筋肉の状態が変わって
体の動きが良くなったからだと思っています。
そしてもう一つ
はっきりと体感していることがあります。
それは、
筋膜が癒着するスピードが想像以上に速い
ということ。
動かなくなった現代人の生活習慣では、
当然といってもいいかもしれません。
ただそれを
何もせずにほったらかしにするのと
こまめに筋膜をリリースするのとでは
1年後、5年後、10年後…
将来の体の状態は
全く違ったものになるのは明らかです。
これからの人生100年時代…
いつも言いますが
「日常の中で健康な体をつくる」
ことがとても重要になってきます。
その方法として、
皆さんにぜひ覚えて頂きたいのが
筋膜リリースです。
現在開催中の
第2回習慣セミナーでは
全身の筋膜リリースを
体感していただいています。
写真や動画では伝えきれない
注意点もありますので、
興味のある方は
ぜひ習慣セミナーにお越しください。
この機会に
筋膜リリースを習得して
普段のセルフケアとして
習慣化して頂けたらと思います。
以下、習慣セミナーの詳細です。
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習慣セミナーでは
毎月テーマを変えてお伝えしていきます。
第2回のテーマは
「筋膜リリース」(5/31まで)
今回皆さんにお伝えする内容は…
・フォームローラー
・ラクロスボール
・ゴルフボール
を使った全身の筋膜リリース
です。
しっかりと効果が出せるように
ポイントをしっかりとお伝えしながら
筋膜リリースを体験していただきます。
所要時間は1時間
施術の時と同様に
当院で1対1の対面で行います。
料金は5000円(税込)
予約は以下のいずれかからお願いします。
電話
ネット(エキテン)
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