こんにちは、久家です。
前回、
やる気が出ない時の
心のメンテナンス法として
「まずは行動を!」
ということをお伝えしました。
やる気の有無や
目標を設定するなどは
とりあえず傍に置いといて
まずは行動してみる
ということです。
とはいえ、
すぐに行動できる人って
なかなかいないものです。
多くの人は
うまくできるだろうか?
失敗するんじゃないか?
といった不安を抱えて
行動できなくなってしまうんですね。
そこで今回は
行動することの意味
について考えてみたいと思います。
ご紹介するのは
「失敗したときのことを考えてしまい、なかなか行動できない」
そんな人の行動力がアップする
マインドセットです。
それでは始めていきましょう!
見返りを期待しすぎ
肩こり、腰痛を改善する
良い姿勢を身につける
ダイエット
トレーニング
ボディメイク
体質改善
競技のパフォーマンスアップ
などなど
こういったもので結果を出すためには
当たり前ですが行動が必要です。
話を大きくすれば、
夢、人生のビジョン
といったものについても
行動なくしては実現できません。
「行動しなければ、失敗も成功もない」
よく言われる言葉ですが、
多くの人はこれを勘違いしています。
「行動の結果として、いつかひとつの大きな結果が手に入る」と思っているんです。
多くの人は行動をする前に
「こうなればいい」という結果を期待します。
その時に考えられる
自分にとって最も都合のいいことを
期待するんです。
・〇〇を食べれば痩せる!
・△△をすれば柔軟性アップ!
・コレをするだけで肩こり解消!
といった
YouTubeの動画タイトルのように…
しかし期待通りの結果が
手に入らないことの方が
多いのではないでしょうか?
人間は欲深い動物なので
自分のやった小さなことに対して
ありえないほど大きな見返りを
期待してしまうものです。
そして
それが手に入ることを成功と呼び、
手に入らないことを失敗と呼びますが…
実際はそういうものではないと
僕は思います。
行動の結果、手に入るもの
自分が望む結果を得るということはパズルを完成させるようなものです。
人生であれば
大きなパズルになりますし
ダイエットであれば
それよりは小さなパズルになるでしょう。
そして
ひとつの行動の結果得られるものは、
このパズルを完成させるために必要な
「ひとつのピース」
何かひとつの行動を起こす。
そうすると…
それに対してピースがひとつ貰える。
すべては単にこの連続でしかないということです。
「ダイエットする!」
と一念発起して行動を起こす。
そうするとひとつだけ
ダイエットというパズルを完成させるのに
必要なピースが手に入る。
つまり
ひとつの行動の結果手に入るものは、成功でも失敗でもなく、ダイエットを成功させるために不可欠なピースの1つであり、それ以上でもそれ以下でもないんです。
だから
パズルを完成させるために必要なのは…
とにかく行動を起こすこと。
結果を気にして
怖がる必要もなければ
期待する必要もないんです。
期待した結果であれば嬉しいだろうし…
期待はずれだったら辛いだろうし…
しかしどんな結果であれ、
それは
“自分にとって絶対に必要なもの”
行動の結果として手に入るものに
その都度一喜一憂するのではなく
こう考えてみてはいかがでしょうか。
「これはどこに使うことになるんだろう」
例え絶望の淵に立たされるような
大失敗と感じる出来事があったとしても、
それは自分の人生の
壮大なパズルを完成させるために
必要であるからこそ現れたひとつのピース。
僕自身、
特に開業してからは
大失敗と感じる出来事は多々ありました。
その度に
無理やり「プラス思考」にしようとしたり…
「失敗ではない。うまくいかない1万通りの方法を発見したのだ!」
とエジソン的に捉えようとしたり…
失敗を乗り越えようと
色々ともがいてきましたが、
今回お伝えしたように
「行動の結果、必要不可欠なひとつのピースがもらえる」
と考えるようになってからは、
メンタルに大きなダメージを負うことなく
常に前を向いて行動できていますね。
行動することの意味が
腑に落ちたことで
行動力がめちゃくちゃ上がりました。
失敗も成功もない!
人間誰しも
「失敗した」と思うと
次の失敗を恐れてしまいます。
そして
失敗を恐れる心が
人間から行動を奪ってしまう…
ああなったらどうしよう。。
負けたらどうしよう。。
うまくいかなかったら。。
がんばったのに認められなかったら。。
こんな風にひたすら考えて、
小さな行動ひとつ起こすのにも
大きな勇気が必要になってしまうものです
しかしこれは間違っています。
行動の結果として手に入るピースには、失敗も成功もない。
自ら思い描いた絵(パズル)を
完成させるために
どうしても必要であるからこそ
手元にやってきた
という事実があるのみです。
その絵を完成させた時に
自分の手に入れてきた
ピースの一つひとつが
どこでどう使われているのかを見て、
ようやく分かるんです。
「ああ、あの辛い経験がここに使われることになっていたんだな」
「あの苦しい時期がなければ、ここを埋めることができなかったんだな」
といった具合に。
行動の結果手にしたピースが
たとえ期待していたものと違ったり
今の自分には耐えられないほど
辛いものに思えたとしても、
それは決して失敗ではありません。
かけがえのないパズルの
ひとピースを手に入れるという
大事な経験です。
完成した絵を見れば、
そのことに気がつくはずです。
どうしてもそれが必要だったということに。
これを読んでくださっているあなたも
今、何かの結果を出したくて
行動していると思います。
もし思うように結果が出なかったり、
失敗を恐れて
行動が減っているのであれば、
今回お伝えしたように
「行動することの意味」を
捉え直してみてはいかがでしょうか。
きっと
なかなか踏み出せなかった一歩を
踏み出すことができると思いますよ!
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
久家
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