こんにちは、久家です。
今日はいつもより早く出勤して
靴磨きからスタートしました。
普段
履く靴を磨くようになって
3年が経ちました。
「靴を磨きなさい。そして自分を磨きなさい」
という言葉に惹かれて
磨き始めたわけですが、
最近気づいたのが
「靴が長持ちしている」ということ。
以前は1年半も履けば
結構ボロボロになっていましたが、
靴磨きと同時に履き始めた今の靴は
まだまだ履ける状態です。
これは
定期的に磨いていたから長持ちしている
とも言えますが、それ以上に
毎日大切に“使い”続けてきたから
だと思っています。
今回のテーマは…
「自分を大切にする」
それでは始めていきましょう!
大切にするとは
使い続けること
例えば、
誰も住まなくなった家を
放置しておくと
数年で誰も住めない状態まで
傷みますよね。
この場合、
誰かが住み続けるというのが
家を大切にするということなわけです。
そうすれば、
何年も家の役割を果たし続けることができる。
僕は万年筆を使ったことはありませんが、
万年筆の一番のメンテナンスは
毎日使うことなんだそうです。
洋服も着続けるから長持ちする。
着なくなって数年もすると
変色や劣化がひどくなってることって
あなたにも経験あるのではないでしょうか。
だから大切にしようと思ったら
着続けなければいけない。
このように
何かを大切にするってそれを使い続けること
なんだと思います。
今日1日自分を使い切る!
では
「自分を大切にする」って
どういう意味でしょうか?
自分の体や心をメンテナンスする
的なイメージがあるかもしれません。
しかし、
「自分を大切にする」というのも
先ほど例であげたような
靴や家、万年筆、洋服などと
同じだと思うんです。
いざという時のために使わずに置いておく
というような意味ではなく…
メンテナンスをしっかりする
という意味でもなく…
毎日、自分という人間を使い続けること
だと。
「今日一日、自分という人間を使い切る」
そういう生き方ができるかどうかで
今日一日は全く違ったものになるはずです。
自分を使うというのは、自分のためだけでなく、誰かのために自分を使うということ
でもあります。
代わりに何かをやってあげる
といったことだけではなく、
誰かの話を聞いてあげたり…
その時に笑顔で聞いたり…
相手の心に寄り添ったり…
このように
自分を使い切ろうとすることで
誰かのために動けるようになり、
誰かの役に立とうと行動できるようになる。
母の日や敬老の日なんかに
「肩たたき券」を作って渡す
小学生みたいなものです。
自分で使えるお金もなく、
もらって嬉しいものが
何か分からない状況で、
何とか喜ばせたいと思って行動した結果が
あの券ですよね。
体を使って誰かのために動く
というのは、
誰かの役に立つことです。
それこそが人を大切にするということ。
そして
そうやって自分を使い切ることで
一番大切にしているのは…
自分自身。
先ほどの家や洋服の話と一緒のことです。
お手入れも忘れずに!
毎日「自分」をよく使うことが
自分自身を大切にすることになるのは
分かって頂けたでしょうか?
ここで忘れないで欲しいのが
当たり前と言えば当たり前なのですが
ちゃんと手入れする
ということ。
一流アスリートは
自分の体、そして道具を
毎日大切に手入れをします。
それと同じで
今日1日、自分を使い切った後は
・しっかり食べる
・ゆっくりする時間をとる
・よく寝る
など
自分の体と心をメンテナンスする時間は絶対に必要です。
長年この仕事を通して
患者さんたちを見ていると、
残念なことに
どちらかだけの人が非常に多い。。。
毎日自分をしっかりと使い切っているが
自分を労わる事を全くしない人…
十分過ぎるくらい自分を労っているが
それほど自分を使っていない人…
どちらも
自分を大切にしているとは言えません。
大切にするとは
「使う」と「労わる」を両立すること
です。
今僕が読んでいるメルマガに
次の諺が紹介されていました。
Ships in harbor are safe,
but that is not what they are built for.
( 港にいる船は安全だ。
しかし船はそのために作られたのではない)
自分が何のために生まれてきたのかは
分かり得ませんが、
少なくとも
安全に一生を終えるためではない
ことは確かです。
1日1日、
自分を使い切って生きていくことで
使命のようなものが
見えてくるのかもしれませんね。
まずは今日1日、
自分を使い切って
そして
自分を労って
「今日は自分を大切にできた1日だった」
と言える1日にしましょう。
いかがでしたか?
今回は
今日靴を磨きながら考えていたことを
アウトプットさせて頂きました。
靴を磨き続けて3年…
その結果
こんな話をしている僕は
果たして磨かれてきたのか…(苦笑)
少なくとも
今回の内容のような事を
考える人間ではなかったので、
何かしら変わってきているんだと思います。
3年も続けていると
毎回靴だけでなく
心も洗われている感じです。
靴磨き、オススメですよ。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました!
久家
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