先日からお伝えしている、
あなたの症状を改善させるために、施術を受ける上で知っておいてほしいこと
第3回の今回は
整った状態を体に覚え込ませる
【安定期】
についてお伝えします。
まだ第1回、第2回を読んでいない方は、先に読んでおいてくださいね。
第2回:最初の1ヶ月は治療を最優先に!
安定期とは?
ここで私が定義している【安定期】とは
整った状態(姿勢)を体に覚え込ませて悪くならないようにする期間
です。
回復期で症状はほとんどとれているのですが、
体のゆがみや姿勢がまだ不安定なので、
体はまだ症状が再発する可能性が高い状態です。
しっかりと正しい体の状態を覚え込ませることで、
症状の再発や他の体の不調を出にくい状態にし、
自分で健康な状態をキープできる体へと導いていきます。
期間は回復期後の1ヶ月
施術回数は、4〜5回
施術の頻度は、1週間に1回
が理想的です。
体のバランスが整う!
ここまで施術を受けていただくと…
体のバランスが整い、
その状態をキープできるようになってくるので
その結果、「痛くない」という状態が続くようになります。
ただ、ここで気をつけて欲しいことがあります。
先程もお伝えしたように、この安定期は
整った状態(姿勢)を体に覚え込ませている時期
なので、回復期より体の状態は良いですが、
まだしっかり安定している状態とは言えません。
「痛くない」という状態ができあがっているので、「治った」と思われる方が多いですが、
ここで治療をやめてしまうと、せっかくここまでやってきて、整ってきた体が元に戻ってしまいます。
良い状態をしっかりと維持できるように、施術を続けていきましょう!
痛みが取れた=治った?
こう思っている方がとても多いです。
「ぎっくり腰になって1週間寝てたら治ったんだけど、また痛くなってきた…」
「薬を飲んで治ってたんだけど、また痛みが…」
と言われる方がいらっしゃいますが、これってどうでしょう?
私は、こういった患者様には
「それって治ってないですよね?」
ってお伝えしています。
「痛みが取れた=治った」ではないんですね。
上のような場合は
一時的に痛みが落ち着いているだけなんです。
そこで私は、
「痛みの原因がなくなった状態=治った」
とお伝えさせて頂いています。
痛みの原因になっているのは、
体のゆがみ(首、骨盤、足首)や不良姿勢(猫背、反り腰など)の場合がとても多いです。
これらの原因がなくなってはじめて、治ったと言えます。
安定期では、これらの原因に対してアプローチしていきます。
繰り返しになりますが、
「痛みが取れた=治った」
ではなく、
「痛みの原因がなくなった状態=治った」
このことをしっかりと覚えておいてくださいね!
いかがでしたか?
お悩みの症状で、色々な治療院に通われて、
「調子が良いのは治療を受けたその時だけだし…」
と諦めて、当院にご来院される方もいらっしゃいます。
ここまで読んで頂いたあなたはもうお分かりと思いますが、
これは痛みの原因がなくなっていないだけで、治らないわけではないのです。
この場合は、
・「痛みが取れた=治った」と思って治療を辞めた
・痛みの原因に対して施術ができていなかった
のどちらかでしょう。
今回の内容を読んで、あなたの痛みに対する考え方が変わっていただけたら嬉しいです。
次回は、
【メンテナンス期】:〜良い状態を維持していくために〜
をお伝えします。
お楽しみに!
コロナに負けない!
「人生100年時代の健康」を
本気で考える!
コロナウイルスの感染拡大により
私たちの日常の様々なものが
変化してきています。
当然、
健康の在り方も
これから大きく変わっていくでしょう。
そこで当院では、
しばらく続くであろう
「withコロナ」
そしてこれからの
「人生100年時代」
を見据えて
「日常の中で健康な体をつくる」
ための情報を
週に2回、患者さまへ配信しています。
ぜひご活用いただき
あなたの健康づくりにお役立てください!
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