今回は、私の昔話を少ししたいと思います。
知っている方もいらっしゃると思いますが、私は学生時代、大学まで野球部に所属していました。
今みたいに色々な科学的な練習方法がまだ確立していない時代でしたので、とにかく毎日ハードな練習量をこなしていました。うまくなりたければ、とにかく練習あるのみ、みたいな。
そんな感じで、練習に明け暮れる毎日だったのですが、高校1年の冬に初めて大きな故障をしました。練習中に立っていられないくらいの腰痛に襲われたのです。
第五腰椎分離症を発症
病院で検査をした結果は、「第五腰椎分離症」。簡単に言えば、疲労骨折みたいなものです。
医者からは、「痛みがある時は安静にして、普段は腹筋・背筋を鍛えなさい」という指示でしたが、
時々出る歩けないぐらいの痛みが出たときだけ安静にして、あとは少々の痛みは我慢してハードな練習を続けました。
こういう状態が高校1年の冬から始まり、大学3年の春ぐらまで続いたのですが、毎年自分の体と向き合いながら練習をやっていると、ある疑問が出てきました。
「本当に分離症が原因なのか?」
映像を撮った上で診断が下りてるので「第五腰椎分離症」なのは間違いないのですが、分離症が原因だったら、痛みは1年中繰り返すはず。
それが私の場合、症状が出るのが決まって「冬」なんです。そして、その他の季節に腰に痛みが出たことはほとんどありませんでした。
もう1つ疑問に思ったのが
「本当に筋力不足なのか?」
野球というスポーツはとても体に負担のかかるスポーツです。例えば右投げ右打ちであれば、同じ方向ばかりに体を回すことになり、練習はそれの反復練習。当然体はゆがんでしまいます。
パフォーマンスアップのためにも、怪我を予防するためにも、当然体幹と呼ばれる腹筋・背筋の筋力は必要なので、しっかりとトレーニングを行ってきました。
野球のプレーを考えれば、腹筋・背筋は強いに越した事はないのは分かるのですが、
自分の腰痛に関しては筋力不足ではないのではないかと思い始めたのです。
それは、練習中や練習後よりも、日常生活の方で強く痛みを感じることが多かったからです。
毎日の練習で、しっかりと腹筋背筋を鍛えてて、日常生活に支障が出るほど筋力が足らないなんて事は考えにくいですよね。
リハビリで体のゆがみが整うと…
大学3年の春に肩を痛めてしまい、その年の6月から半年間、リハビリが始まりました。
もちろん肩のリハビリなのですが、復帰後も痛みが再発しないように、体全体の調整も行うものでした。
体の柔軟性や筋力のバランスを整え、体がスムーズに動くようにするもので、約半年間、週1回福岡市から北九州の八幡まで通い、このリハビリを続けました。
そして迎えた大学3年の冬、
選手としては最後の冬のトレーニング期間なので、これまでで1番と言っていいほどのきつい練習を自分に課しました。
この冬、腰はどうだったかというと…
練習でも、日常生活でも、全く痛みは出ませんでした。
おかげで体の不調は何もなく、毎日ハードな練習に打ち込むことができるようになりました。
私の腰痛の原因は?
今、当時の自分の体の状態を振り返ってみると、腰の痛みの原因は「第五腰椎分離症」ではなく「体のゆがみ」だったと思っています。
肩のリハビリを始めてから、週1回必ず体をケアする時間ができたことで、ゆがみがとれ、血液の循環がよくなり、その結果腰の状態が良くなっていたんだと。
リハビリ前は毎日の野球の練習で体がゆがみ、そのゆがみに対しては高校時代から何も行なっていませんでした。
体が疲労し、ゆがみ、それが積もり積もった結果、立っていられない程の「腰痛」として症状が出ていたんだと思います。
それに加えて冬の「寒さ」によって、
余計筋肉がこわばり、血液循環が悪くなり症状を強くしていたのは間違いありません。
高校1年の時に「第五腰椎分離症」と診断され、「一生うまく付き合っていかないといけないよ」と医者に言われてから、もう25年が経ちました。
社会人になってからは、腰痛はほとんどありません。特に腰に気を使っているわけではなく、唯一気にしているのは、
「疲れをためないこと」
疲れを溜め込み、体がゆがむことで血のめぐりが悪くなれば、また歩けないほどの腰痛が出る可能性があるからです。
あとは、今からのような寒い時期は血のめぐりが悪くなりやすいので、特に冬は疲れを溜め込まないよう、自分の体と向き合うようにしてきました。
私が医者に「一生付き合っていかないといけない」と言われた腰痛に対して、やってきた事はこれだけです。
何か特別なことをやったわけでも、ストイックに体を鍛え続けたわけでもありません。
今回の私の話の中の【野球】は、皆さんでいうと、仕事や育児、趣味や今やっているスポーツなどに当たると思います。
皆さんには私が経験したような体の不調で、やりたいことができなくなるような体になって欲しくないので、今回私の昔話をさせていただきました。
これからの季節、寒くなって体の調子も崩しやすくなります。それに加え、年末は何かと忙しく体が疲労しやすいです。
こんな時期だからこそ、しっかりとご自分やご家族の体に気を配ってみてくださいね。
P.S.今回の話を読んだ上で、もう一度こちらのご案内を読んでいただけたらと思います。
「日常の食事の中で
不足しやすい栄養素を補給して〜」
健康食品の謳い文句として
よく聞きますが、
これって何だと思いますか?
そして不足したら
実際どうなるのでしょうか?
答えは・・
ビタミン、ミネラル
記事内でもお伝えしましたが、
ビタミン・ミネラルは別名【補酵素】とも呼ばれ
酵素の働きをサポートします。
健康な体という「家」を建てる時の
「作業員」に当たるのが酵素
「道具」に当たるのがビタミン・ミネラル
です。
良い道具が使えれば、
作業員は効率よく仕事でき、
スムーズに家も建つわけです。
ということは、
ビタミン・ミネラルが不足すれば、
酵素が効率よく働かなくなり、
健康な体を作れなくなります。
そこで当院では、
酵素がしっかり働くために必要な成分を豊富に含んだ
特別な青汁をご提案させていただいています。
健康・美容に欠かせない
ビタミン・ミネラルが豊富!
さらに腸内環境も整え、
睡眠の質もアップ!
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