こんにちは。整体&コンディショニングルーム Best Formの久家です。
今回から【腰痛改善のためのストレッチ】のご紹介します。
全5回でお伝えしていくのですが、
腰の筋肉をストレッチするものは1つもありません。
なぜ腰痛改善なのに腰をストレッチしないの?
と思うかも知れませんが、
慢性的な腰痛の場合、腰に原因があることはほとんどありません。腰に負担をかけて痛みや筋肉の硬さ出している原因が他の場所にあることがほとんどなのです。
そこで、施術以外でもしっかり腰痛改善ができるように、腰痛の原因になりやすい部位のストレッチをご紹介していきます。
まず最初にご紹介するストレッチは
『中殿筋』
中殿筋とは簡単にいうと、お尻の外側にある筋肉です。
腰痛の方のほとんどと言っていいぐらい、皆さん固くなっている筋肉で、施術の中で少し押しただけでも痛みが出る方が多い場所です。
主には脚を横に上げるときに使う筋肉なんですが、もう1つ重要な役割を担っています。それが
腰を水平に保つ
という役割。
下図の左のように、片脚立ちするときまっすぐ立って腰を水平に保てるのは右の中殿筋が機能しているからなんです。
もし右の中殿筋が固くなって力が出せなくなったり、筋力が弱くなったりして機能しなくなると、右のように左腰が落ちて腰を水平に保てなくなってしまいます。
写真は分かりやすいように少し大げさにやっていますが、このように腰が水平に保てなくなると、体も歪み、日常動作でさえも体に大きな負担をかけるようになってしまいます。
日常で片脚で立つといったら・・・歩行です。
片方の脚を前に運ぶ時、もう一方の脚で体を支えています。その動作の繰り返しで歩いている、しかも1日に何千歩、積極的にウォーキングしている人は1万歩以上歩くことを考えると、普段いかに中殿筋を使っているか想像できますよね
それだけしっかりと使っている筋肉なので、きちんとケアをすれば、腰や股関節の動きが良くなり体が楽になるのが実感できますよ。
それではストレッチのご紹介です。
① 壁に手をつき、伸ばす側の脚(図では左)を後ろに引きクロスさせます。
② 壁と反対側の手で腰(骨盤)を壁の方に押して、お尻の外側を伸ばします。図のように体を傾けるとよりストレッチされます。
反対側も同様に行なってください。
中殿筋は、腰痛はもちろん、姿勢の崩れや骨盤の歪みなどにも関わってくる筋肉で、当院施術の中でも重要視して施術を行っています。
ぜひ試してみて下さいね。
次回は
【腰痛改善のためのストレッチ②】
(大殿筋)
をご紹介します。
お楽しみに!
P.S.
記事内でもお伝えしたように、
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