こんにちは。久家です。
前々回、前回で
腸活で得られる5つの効果について
お伝えしてきました。
腸活って聞いて何をイメージしますか?
・食物繊維を摂る
・酵素ドリンクを飲む
・ヨーグルトを食べる
・納豆を食べる
・スムージーを飲む
など、
色々な腸活の情報が出ていますが、
「腸活」って
いきなりやっても
結果はなかなか出にくいです。
腸活をやる前に準備が必要なんです。
ダイエット、体質改善などに取り組んでいるが
なかなか効果が出ない
という方は
今回からの内容を
しっかりとチェックして
取り入れてみてくださいね。
具体的には
腸活をするための前準備として
健康習慣を身につける
ということをしてもらう必要があります。
・食事
・運動
・睡眠
・ストレスケア
以上の4つの習慣です。
今回は
食事の習慣
についてお伝えします。
食べることではなく食べないことを考える!
食事の習慣を考える時
何を食べるかを
最初に考えると思いますが
それよりも
「食べない時間を作る」
と言うことを意識しましょう。
朝ごはんを食べてから
昼ごはんを食べるまで
何も食べない人って結構少ないんです。
そして
昼ごはんを食べた後も
夜ご飯まで何も食べずに過ごしている人も
意外に少なくて…
おやつを食べてしまったりだとか
夕食前につまんでしまったりだとか
してしまいますよね。
そして夜ご飯を食べて
寝るのかと思ったら…
寝る前に小腹が空いて食べてしまう。
そんな方が多いのではないでしょうか?
1日の活動している時間の中で
寝ている時間以外は
ほとんど食べてしまっているって
珍しくないんですね。
その間、腸の中では
絶えず消化・吸収が行われています。
人間のエネルギーのうち70〜80%は
消化するために使われています。
ずっと食べていると言うことは
ずっとエネルギーを使っているので
それではエネルギーが枯渇していっても
不思議じゃないですよね。
これを逆に考えると
食べていない時間を長くすれば
エネルギーの余裕が生まれます。
本来体の中では
修復しなければいけない所とか
再生させなければいけない所って
あるんですが、
それに対してエネルギーがなかったら
うまく修復・再生できないんです。
体の不調を整えるためには
エネルギーをうまく利用しないといけませんが、
そのエネルギーを
食べることばかりに使っていては
体はどんどん痛んでいくばかりです。
なので
食べない時間を作って
エネルギーを効率よく使えるようにしましょう!
ということです。
食べない時間を○時間作る!
まずは、現在
食べない時間が何時間なのか
自分の食生活を把握しましょう!
食べない時間を意識することが第一歩です。
ではどれくらい
食べない時間を設けたら良いのでしょうか?
まずは
12時間を目標にしてください。
体脂肪が燃えやすくなるなど
健康上、良い影響は多いです。
食べない時間とは
連続して食べない時間です。
これには
寝る時間も含めてOK。
そして
固形物を摂らないということです。
水やお茶、スムージーなど水分は
摂って頂いて構いません。
12時間と聞くと
半日なので長く感じますが、
8時間寝るとしたら
寝る前2時間
起床後2時間
何も食べなかったら12時間です。
これだったらできるのではないでしょうか?
そしてできたら
この食べない時間を徐々に伸ばして
16時間を目指しましょう!
空腹の状態が16時間続くと
オートファジー
という機能が活性化されることが分かっています。
オートファジーとは、
飢餓状態になった時に
①細胞の中身を分解して栄養源にする
②細胞の新陳代謝を行う
③細胞内の有害物質を除去する
という機能。
簡単に言えば、
細胞を若返らせる機能です。
数年前に、
東工大の先生が
このオートファジーの研究で
ノーベル賞を取りましたが、
それ以降
注目を浴びるようになりました。
病気にかかるのを防いだり
老化を緩やかにできる可能性が
見えてきています。
すでに
がんや感染症、認知症などの新しい治療法に応用できる
と期待が高まっていますし、
「アンチエイジング」
「美肌」
との関連性が模索されていて
化粧品業界も注目しています。
食べない時間を設けることで
胃腸を休めるだけでなく、
細胞まで若返り、さらに美容効果まで!
このオートファジーの効果までを考えたものが
16時間ファスティング
と呼ばれるものです。
もちろん
最初から16時間できればいいですが、
これって最初はなかなか難しいこと。。
徐々に慣らしていく方が習慣化しやすいです。
12時間から始めて
そこから少しずつ伸ばしていけば、
体は勝手に慣れてきます。
最初から16時間とかは考えなくて大丈夫。
ファスティングが習慣化されれば、
体の中で使えるエネルギーを
より有効なところに
振り分けられるようになります。
なので、腸活の効果をしっかりと出すためには、
「16時間ファスティング」という食べ方を
まず取得してもらうことが
大前提になります。
良いものを取ることも
もちろん大事なことですが、
それは…
食べない時間を作れるようになった後に
考えましょう!
次回は、
運動習慣についてお伝えします。
お楽しみに!
最近のコメント