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不動心で無駄な反応を止める!

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こんにちは、久家です。

 

感情をうまくコントロールできたらいいのに

と思ったことはありませんか?

 

仕事でも…

子育てでも…

スポーツでも…

 

あらゆる場面で

感情をコントロールすることの大切さが

言われるようになりました。

 

これまで

無駄な反応をしないための方法

をお伝えしてきましたが、

感情もまた心の反応です。

 

ストレスが溜まる…

仕事で失敗して落ち込む…

怒りで何も手につかなくなる…

先のことが心配で不安になる…

 

こういった心の動揺が感情であり、

日常生活の中で

「感情」に関する悩みは

避けて通ることができません。

 

そこで今回は

「感情」で苦しまないための方法について

考えていきたいと思います。

 

人間関係の悩みは「感情」と「関わり方」

まず、自分がイライラしたり

怒りという感情が湧いた時の事を思い出してみましょう。

 

怒りが湧いた時(腹が立った時)、

もう次の瞬間には

あの人はこう言った

こんなことをしてきた

といった

相手への反応で一杯に。

 

あとは怒りの感情と

自分が正しい

相手はこうすべきだ

という判断をお互いにぶつけ合うだけ。

こうして終わりのないバトル(苦しみ)に突入して…

 

大体こんな感じではないでしょうか。

 

こういった事をよく

人間関係が悩みの種だ

と言いますが、

それは捉え方が間違っていると

僕は思います。

 

 

なぜなら

「感情」に悩むのと「相手との関わり方」で悩むは別問題だから。

 

ほとんどの人が

この2つの問題をごっちゃにしています。

 

「感情」という自分サイドの問題と

「相手との関わり方」は分けて考えるべきです。

 

ではまず

感情の問題の解決法を考えていきましょう。

 

 

反応しないことが最高の勝利

苦しみを選択しない人生を目指すなら、

反応して心を乱されることは無意味

とはっきり知ることが大事です。

 

お互いに心を乱して

「自分の方が正しい」と判断をぶつけ合うことに

何の意味があるでしょうか?

 

「自分が正しい」ということを

主張して、論破して

相手に勝ったところで

何か解決しているでしょうか?

 

正しさは人それぞれに違うものです。

 

正しいという判断は

本人にとっては間違いなく正しいのだから、

相手を否定しない。

 

「自分の方が正しいんだ」という

説得もしない。

 

「あなたにとってはそれが正しいのですね」と、

ただ理解するだけでいいんです。

 

もちろんどちらが正しいか

白黒つけないといけない場面も

出てくると思います。

 

それは「相手との関わり方」の問題なので

後の問題です。

まずは反応せずにただ理解するんです。

 

人というのは、

それぞれ違った考え方を持っているのは

当然のことです。

 

そもそも

全く同じ環境で

育ってきた人なんていないわけで…

 

それなのに人は

「相手は自分と同じ考えなはず」

と思ってしまいます。

この思い込みは

単なる妄想に過ぎません。

 

また

「自分が正しい」

という思いの裏には

自分を認めさせようという欲が

常に働いています。

 

だから意見が食い違うと

勝手に自分が否定された気になって

怒りで反応してしまうのです。

 

こうした精神状態にならないためにも

相手の反応と自分の反応とは全くの別物

と理解しましょう。

 

相手に反応して心を失わないように

相手と自分の反応を分けて考える。

 

 

これが人間関係で苦しまないための基本だと

僕は思います。

 

 

苦しみを半分にする方法

ついカッとなってしまう

つい言い返したくなる

そういう人は多いでしょう。

 

そういった場合のコツは

心の半分を前に、もう半分を後ろに使うことです。

 

ちょっとわかりにくいと思うので

説明していきますね。

 

心を前と後ろに分けるというのは、

前(相手)を向く心

後ろ(自分)を見る心

の2つをイメージする感じです。

 

前を見る心は

そのまま相手を見ることに使います。

反応はせず「ただ理解する」だけです。

 

相手が言っていることがわかるなら

「分かります」

わからなければ、

「今はわかりません」

と理解します。

 

後ろ側を見る心は

自分の反応を見ることに使います。

 

怒りを感じているのか、

過去を振り返っているのか、

緊張しているのか、

相手を疑っているのか、

妄想しているのか、

などなど

 

こういった反応があることは

何も悪いことではありません。

普通のことです。

 

ここで大事なのは

自分の心の反応(感情)に気づくことです。

 

 

相手の反応は相手に委ねて、

自分の心の反応を見ることに集中する

 

こうすることで

自分の心が反応するのものは半分になり

苦しみを半分に減らすことができます。

 

不動心を育てよう!

禅の世界に

「不動心」

と呼ばれる心があります。

これは、

自分の心を見る、見張る努力によって、

はじめて可能になるものと言われています。

 

 

そもそも心というものは

生きていれば常に動き続けているものです。

心が動く(反応する)のは当たり前。

 

その動き続ける心を見張って、

動いた(反応した)ことに気づいて

それ以上の反応を止める

 

それが不動心です。

 

この気づきを担当するのが

後ろ側を見る心です。

 

この心で、

自分の心が反応したことに気づかないと…

 

相手への反応に一気に流されてしまい、

あとは

怒り

恐怖

怯え

妄想

疑念

悲しみ

といった煩悩のオンパレード…

 

その後は、

泣くか恨むか

「ひどい」

「ふざけるな」

「悔しい」

といった反応の嵐に巻き込まれるだけです。

 

だから心を前後に分ける必要があるのです。

 

前で

反応しないように努める。

それでも反応してしまった場合に

後ろでその反応に気づき、

それ以上の反応を止める

 

そういった心掛けを続けて

不動心を育てていきたいものです。

 

不動心とは「決して乱れぬ心」ではない!?

「不動心」

漢字を見れば、

「決して乱れない心」

といった意味を想像すると思います。

 

しかし不動心とはそういった意味ではありません。

 

かつて、人間の「不動心」について、

興味深い心理学実験が行われました。



一人は、最近、

座禅の修行を始めたばかりの若者。

もう一人は、永年、

禅寺での修行を積んだ禅師。

その二人に対して、

座禅中の脳波の測定実験を行ったものです。



最初、二人同時に、

座禅による瞑想状態に入ってもらい、

その脳波をそれぞれ測定したところ、

二人の脳波は、

いずれも整然とした波形を示し始めました。

 

そこで実験者は、

二人を驚かせるために、

突如、大きな音を立てます。

すると、

二人の脳波は、いずれも大きく乱れた波形を示しました。

 

すなわち、

長年の厳しい修行を積んだ禅師も、

修行を始めたばかりの若者と同様、

大きな音によって心が乱れ、

「決して乱れない心」ではなかったのです。

 

しかし…

その後の二人の脳波が大きく違いました。

 

若者の脳波は、

音が静まった後もいつまでも乱れ続け、

一方、

禅師の脳波は、

すみやかに元の整然とした状態に戻ったのです。

 

この興味深い実験結果は、

「不動心」の本当の意味を教えてくれています。

 

「不動心」とは、

「決して乱れぬ心」ではなく

「乱れ続けぬ心」のことなのです。

 

すなわち、

日常生活の中で

無駄な反応をしないための

「不動心」とは、

腹が立ったり…

不安に思ったり…

怒りを覚えたり…

など、

どんな状況でも

「心が微動だにしない」

という意味での不動心ではありません。

 

心が大きく揺らぐことがあってもいいんです。

穏やかじゃない状態になってもいいんです。

だって…

人間だもの。

 

ただその直後に、

心が戻っていく場所を知っているかどうか

これが不動心に大きく影響するのではないかと思うんです。

 

生きていれば、

自分と考え方が全く違い、

手強く、厄介な相手に出くわすこともあります。

 

そんな時に

もしこっちが相手と同じ反応をしてしまえば、

相手との反応の応酬になってしまいます。

 

この時にやるべきことは

反応(感情)をぶつけ合って

相手を負かすことや

我を通すことではありません。

 

反応して自分の心を失わないようにすること

です。

 

つい反応してしまう状況の時こそ、

相手をただ理解すること

そして

不動心でいることに努めましょう。

 

不動心で無駄な反応を止めることができたら

次は「相手との関わり方」です。

 

(次回に続く…)

 

 

P.S.

僕は、健幸に関わるいろんな情報を

こうやって記事にして配信したり

施術中にお話ししたり、

といった形でお伝えしているのですが、

可能な限り、

自分の体で実験的に試して

良かったものをお伝えするようにしています。

最近でいえば、

筋膜リリースですかね。

 

痛さと効果が伝わったみたいで

かなりの人がやってくれていて

非常に嬉しいですね!

 

次にお伝えしようと思っているのが、

睡眠について。

 

以前、

食事は寝る3時間前まで…

お風呂は寝る2時間前まで…

といったナイトルーティーンについて

お伝えしましたが、

あれってそもそも

「本当なの?」って思いません?

 

そこであるものを使って

この3ヶ月自分の睡眠を測定してみました!

だんだんといろんなことが分かってきましたよ。

こちらから

 

お気軽にお問い合わせください TEL 092-836-9519 9:00 - 20:00[土曜日除く]

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