喉が渇くのは体からのSOS〜水分補給が必要な理由〜


こんにちは、久家です。

毎日暑すぎですよね。。。

夜も熱帯夜続きで
エアコンをつけて寝るのが
当たり前になってしまいました。

それでも朝起きた時は…

結構な量の汗をかいています。

毎年この時期は
熱中症のニュースが
連日取り上げられるので、
水分補給の重要性は
もう皆さん十分わかっているとは思いますが、
どれくらいの人が日頃から
ちゃんと水分補給を行っているのでしょうか?

今回は、
水分補給についてお伝えします。

「宝水」を置いていますか?

昔の人は
就寝前に枕元に置く水のことを
「宝水」
と呼んでいたのをご存知でしょうか?

この言葉、
最近ではほとんど耳にしなくなっています。

水道をひねればいつでも
綺麗な水が出てくることに慣れてしまい
いつの間にか水のありがたみが
薄れてしまっているのかもしれません。

でも、

「寝る前に一杯の水を飲む」

「朝起きた時に水を飲む」


これは非常に理にかなったことです。

なぜなら人間は睡眠中に
大量の水分を失っているからです。

「人は寝ている間にコップ一杯の汗をかく」

といいますが、
睡眠中は水分補給ができないので、
寝ている間気づかないうちに
軽い脱水症状を起こしてしまいます。

だからこそ「宝水」は

睡眠中の水分不足を補う

と言う意味で大変有効だったのです。

今ほど暑くない昔ですら
枕元に置いていた「宝水」

あなたは今置いていますか?

喉の渇きは細胞が発しているSOS

ここであなたに
ぜひ知っておいて欲しいことがあります。

それは、
なぜ私たちには水分が必要なのか?
ということです。

人間の体は約60%が水分でできています。

十分な水分がなくては
体のそれぞれの細胞が
形をとどめておくことができません。

全身の水分が枯渇してしまえば
当然体の機能は低下してしまう…

例えば、免疫力。

コロナの感染が始まって以降
感染予防の意識が高まり、
それまで以上に
「免疫力を高める〇〇」
といろんな所で言われるようになりました。

しかし、
たとえ免疫力を高める食品を
摂っていたとしても
水分が不足していたら…

免疫細胞は
形をとどめておくことができず
正常に機能しないので、
免疫力は大きく低下し
病気や感染症にも
なりやすくなってしまうでしょう。

私たちの体には常に水分が必要なのです。

しかし常日頃から
こまめな水分補給を心がけている人は
非常に少ないのが現状です。

運動をしている時などを除くと
普段の生活の中では
よほどの「喉の渇き」を感じないと
積極的に水分補給をする人は
いないのではないでしょうか?

逆に就寝前には
夜中にトイレで起きるのを避けるために、
あえて水分を飲まない人も多いようで、
車の移動や通勤などでも
同じ理由で水分補給を控える人もいるようです。

これらの行為は非常に危険です。

なぜなら…

喉の渇きを覚えた時は既に体は水分不足の状態だからです。

この
「喉の渇きを覚えた時」
と言うのは
体全体の2%の水分を失っている状態で
脱水症状の初期段階です。

こうなる前に
意識的に潤さなければ、
本当の意味では
水分補給をしているとは言えません。

喉が渇いているのに、
我慢して水を飲まないでいることなどは
そもそも論外なのです。

のどの渇きは細胞が発しているSOS

と肝に銘じておきましょう!

水分補給は喉が渇く前に!

しかし、
のどの渇きは
若い人であれば
早い段階で自覚することができますが、
高齢になると
次第にのどの渇きを自覚することが
できなくなってしまいます。

これは脳に存在する
「のどの渇きを知らせるセンサー」の
機能低下のために起きる現象です。

年配の方は「喉が渇いていない」のではなく「喉の渇きに気づいていない」だけなのです。

なので、高齢の方は特に
のどが渇いたから飲むのではなく、
こまめな水分補給を心がけましょう!

また、
普段の生活における水分補給には
スポーツドリンクではなく

水が一番です。


スポーツドリンクは
激しい運動で失われる塩分やミネラルを
補給するのには最適ですが
運動をしていない時の水分補給には
糖分や塩分が濃すぎます。

脱水症状を起こさないためにも…
細胞を枯れさせないためにも…

最も体が吸収しやすい常温の水をのどが渇く前にこまめに飲む

ということを習慣づけましょう!

そして
毎日チェックしてほしいのが

・排尿の頻度
・尿の色


頻度は2〜3時間に1回が標準。

理想的な尿の色は
淡い黄色の半透明色です。

脱水状態の時は
尿は非常に濃い黄色になります。

水は生命活動の基本中の基本です。

こまめな水分補給と尿のチェック

熱中症対策にもなりますので
毎日しっかり行なってくださいね。


いかがでしたか?

今回の内容はおそらく
誰もが知っていて
誰もができることですが、
それをやっているかと言えば…

やっていない人が大多数ではないでしょうか。

どんなことでも
結果を出すためには、

知っていてできることをやるかどうか

シンプルにこれだけだと思います。

いくら有益な情報にたくさん触れても
やらなければその情報は何の意味もないんです。

ぜひこれを読んでくれているあなたには
今回の内容を「知ってる」で終わらせず
実践して頂けたらと思います。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

久家

福岡市西区の姿勢矯正専門整体院ベストフォームについて

ベストフォームは、福岡市西区で姿勢矯正に特化した施術を行なっている整体院です。
完全個室・完全予約制なので、施術中に他のお客様と顔を合わせることのないプライベート空間で、人目を気にせずリラックスして施術を受けていただけます。
毎回院長である私が担当し、体の状態、症状の経過をしっかりと把握して、患者様一人一人の悩みと真剣に向き合い、責任をもって施術させていただきます。
夜は20時まで受付、日曜祝日も営業していますので、お仕事でお忙しい方も無理なく通えます。
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このコラムを書いた人

福岡市西区の整体ベストフォーム 代表久家陽介

経歴

  • 出身地:福岡市西区
  • 出身校:修猷館高校ー九州大学ー九州大学大学院
  • 大学卒業後、企業に就職。その後転職しメディカルトレーナーの資格を取得。大阪、兵庫、福岡で10年間整骨院に勤務。
  • 2014年Best Formを開院。パーソナルトレーニングの指導、野球チーム(中学、高校、大学)の専属トレーナーとしての活動経験もあり、症状の改善だけでなく、健康づくり、アスリートの故障予防やパフォーマンスアップにも精通している。

メッセージ

人生100年時代を健康に生きていくためには、自分で情報を取捨選択して、「自分の健康を自分で作る」能力が必要不可欠になります。だからこそ整体で症状を改善するだけでなく、患者さんたちが自分の健康を自分で作れるようにサポートをする、これが僕ら整体師が担う重要な役目だと考えます。
当院のコンセプトは「健幸づくり」。患者様一人一人に、健康を当たり前にして幸せな人生を送って頂きたい、そんな想いを込めて仕事をさせて頂いています。
ご来院中の患者様、そしてこれから出会う方々とのご縁に感謝して、一人でも多くの方を「健幸」に導くために邁進して参ります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

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