根性って必要ない?努力が報われるために必要なこと
こんにちは、久家です。
僕は1年半ほど前から
マラソンにハマって
「ランニング」というものを
自分なりに追求するようになりました。
現在46歳、
30代の頃は2度
フルマラソンを走った経験があります。
大会に向けて
走る時間を作って
しっかり走り込んで
体調管理にも気をつけて
意気込んで本番にのぞみました。
結果は
2回とも30キロ過ぎから大ブレーキ…
ゴールはしましたが、
最後の10キロは半分以上は歩いて、
タイムも5時間以上かかり、
とても「完走」とは言えず
達成感のないフルマラソンでしたね。
それ以降、
日々走ってはいたものの
フルマラソンには出ていなかったのですが
昨年3月に久々に挑戦。
過去2回のような大ブレーキはなく、
最後まで走り切ることができました。
タイムも4時間1分21秒。
その後も
昨年11月と今年の3月に走って
3時間45分29秒
3時間39分16秒
と自己ベストを更新できました。
30代の頃と現在
どちらも精一杯努力して
本番にのぞんだわけですが、
全く違う結果になりました。
なぜこのような差が出たのか?
僕なりに考えて出した答えは…
努力の質の違い
そこで今回は
「努力」について
考えてみたいと思います。
努力=根性ではない!
成功=才能×努力
これは昔から
さまざまな分野で言われることで
僕もその通りだと思います。
・仕事で結果を出す。
・受験で第1志望校に合格する。
・資格を取得する
・大会で優勝する
・大企業に就職する
などなど
成功の定義は人それぞれだと思います。
子育てと仕事の両立を
成功とする人もいれば、
もっと抽象的に言えば
幸せになることを
人生の成功と言ったりもできます。
そういった意味では
人間誰しも
自分の人生の中で成功を求めて生きている
と言えるのではないでしょうか。
そんな成功を実現するのが
“才能”と“努力”なわけですが
皆さんどちらで勝負しますか?
一流アスリートや
成功者と言われる人たちのほとんどが
努力の重要性
に言及していることを考えると
才能で勝負できる人なんて
ほぼいないのではと個人的には思います。
なので
成功できない場合はだいたい
努力が足りない
ということになります。
では努力が足りる足りないって
どういうことでしょうか?
“努力”と一言で表現すると
どうしても
「とにかくがんばる!」
的なイメージで
昔ながらの根性論に
結びついてしまいがちです。
そこで今回は
努力というものを
5つの要素に分けて考えてみました。
努力の解剖学
努力を下記のように
5つの要素の掛け算で定義しました。
努力=【知識】×【戦略】×【行動】×【時間】×【根性】
知識:正しい知識を持っていること
戦略:知識を適切に戦略の中に落とし込める
行動:戦略に従って行動できる
時間:行動する時間がたくさん取れる
根性:続ける根性がある
これに才能をかけたものが成功なので
どれか一つでもゼロになればゼロになる。
すなわち
成功できないということです。
なぜ多くの人が成功できないのか?
それは
努力に要求されている項が多すぎるから
と僕は思います。
努力の中身がこんなにあれば、
大体1個か2個は欠けてしまうもの。
これらを全部満たせる人って…
なかなかいないと思います。
だから成功者というのは
どんな分野でも、
ごく一部になるわけです。
今の若い人たちは効率を求めます。
特に“Z世代”と呼ばれる
1990年代後半〜2010年生まれの
2020年代の現在からみて、
10代から20代前半の若者のたち。
我は強く映るが、一般的には安定志向が強い世代
と言われているようで、
世代の特徴として
精神論ではなく合理的な考えに基づいた努力を好む
のだそうです。
デジタル技術が普及し、
インターネットが
広まっている時代に生まれた彼らは、
デジタルをうまく使いこなすことから
「デジタルネイティブ」とも呼ばれます。
彼らの特徴を
上記で定義した努力という観点から見ると…
多くの情報をいろんな所から仕入れて
知識、戦略、行動は十分。
しかし
効率ばかりを求めて
頭でっかちになって、
時間と根性が足らない。
そして
結果が出なかったら
すぐに違う方法を求めてしまう…
要するに
「継続できない」
そんな感じではないでしょうか。
一方
僕らの世代やその親世代は
インターネットが普及していない
今と比べると
情報が圧倒的に少ない時代を
生きてきている。
だから
知識、戦略、行動に関しては
自分の成功や経験に基づくものに
限られてしまい
努力するといえば
どうしても
時間と根性の割合が多い
「根性論」になってしまう。
努力と一言で言っても、世代によってその中身は大きく違うのです。
努力の質を高めていこう!
会社の上司と部下
指導者と選手
親と子
色んな方に話を聞いていると
指導や教育をする際の難しさを
よく耳にします。
指導する側は
時間と根性の割合の大きい
努力を求め、
指導される側は
デジタル技術を駆使して
知識、戦略、行動の割合の大きい
努力をしている。
結果、若者からすると
昔ながらの根性論を
押し付けられているように
感じる場合が多いのかもしれません。
しかし
どちらも目指しているのは…
「成功」です。
両者がこの共通の目標に向かって
常に正しい【知識】をアップデートさせ…
その知識を【戦略】に落とし込んで…
戦略に従って【行動】し続けて…
その【時間】を確保する…
そしてこれを
【根性】で続けていく。
こうやって
日頃の努力の質を高めていくことが
大事なことではないでしょうか。
最先端の情報ばかりでもダメ、
昔ながらの
根性論や経験論だけでもダメ、
両者がバランスよく掛け合わされた時に、努力が最大化して成功できる
僕はそう思います。
冒頭でお伝えした
僕のマラソンに関しては
今振り返ってみると
30代の頃は
「とにかくしっかり走り込んであとは根性で何とかなる」
という時代錯誤も甚だしい
“根性論”でやっていたんですね。
一方昨年からは
・ランニングフォームの改善
・練習方法
・トレーニング
・エネルギー補給
などの情報を得て学び
試行錯誤しながら
日々の練習に取り組んでいます。
マラソンで結果が出てきたのは、
学生時代から染み付いている
【時間】と【根性】に
圧倒的に足りなかった
【知識】【戦略】【行動】が
少しずつ伴ってきて
努力の質が高まった結果だと思います。
あなたは今
どんな成功を目指して
日々を送っていますか?
今回お伝えした内容を参考に
努力の質を高めて
ぜひその成功を手に入れてほしいと思います。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
僕自身もさらに努力の質を高めて
皆さんのお役に立てる記事を
書いていきますので、
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
久家
福岡市西区の姿勢矯正専門整体院ベストフォームについて
ベストフォームは、福岡市西区で姿勢矯正に特化した施術を行なっている整体院です。
完全個室・完全予約制なので、施術中に他のお客様と顔を合わせることのないプライベート空間で、人目を気にせずリラックスして施術を受けていただけます。
毎回院長である私が担当し、体の状態、症状の経過をしっかりと把握して、患者様一人一人の悩みと真剣に向き合い、責任をもって施術させていただきます。
夜は20時まで受付、日曜祝日も営業していますので、お仕事でお忙しい方も無理なく通えます。
お悩みの症状を本気で改善したい方はぜひ一度ご来院ください。
メニュー・料金
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予約・施術の流れ
このコラムを書いた人
福岡市西区の整体ベストフォーム 代表久家陽介
経歴
- 出身地:福岡市西区
- 出身校:修猷館高校ー九州大学ー九州大学大学院
- 大学卒業後、企業に就職。その後転職しメディカルトレーナーの資格を取得。大阪、兵庫、福岡で10年間整骨院に勤務。
- 2014年Best Formを開院。パーソナルトレーニングの指導、野球チーム(中学、高校、大学)の専属トレーナーとしての活動経験もあり、症状の改善だけでなく、健康づくり、アスリートの故障予防やパフォーマンスアップにも精通している。
メッセージ
人生100年時代を健康に生きていくためには、自分で情報を取捨選択して、「自分の健康を自分で作る」能力が必要不可欠になります。だからこそ整体で症状を改善するだけでなく、患者さんたちが自分の健康を自分で作れるようにサポートをする、これが僕ら整体師が担う重要な役目だと考えます。
当院のコンセプトは「健幸づくり」。患者様一人一人に、健康を当たり前にして幸せな人生を送って頂きたい、そんな想いを込めて仕事をさせて頂いています。
ご来院中の患者様、そしてこれから出会う方々とのご縁に感謝して、一人でも多くの方を「健幸」に導くために邁進して参ります。どうぞよろしくお願い申し上げます。
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