変人のススメ〜結果の違いは常識の違い〜
こんにちは、久家です。
あなたは「常識」という言葉を聞いて
どんなイメージを持ちますか?
昔は
万人が共通して持っているもの
と思っていましたが、今は
自分が持っている常識が他人の常識ではない
ということを
自分に言い聞かせるようにしています。
ネットやSNS上で起こる
誹謗中傷や炎上という現象は、
個人がそれぞれ持っている
常識の違いによって
起こっているように感じます。
これはリアルの世界でも同じで、
上司と部下、先生と生徒、親と子
そういった関係性の中にも
持っている常識の違いによって
話が噛み合わないことが
多いのではないでしょうか。
そこで今回は
「常識」について考えてみたいと思います。
今回の話は
健康とは何の関係もないように
感じると思いますが、
健康になるために
絶対に必要な内容ですので
ぜひ最後までお付き合いください。
それでは始めて参りましょう!
常識は死んだ…
人は「常識」という言葉を、
「みんな」「誰もが」
というニュアンスで使いますが、
これだけ情報が溢れ
誰もが発信できる時代においては
みんなに共通した常識って
無いように感じます。
そこで…
常識という言葉の前に
こんな言葉を付け加えると
個人的にはしっくりくるのですが
皆さんはいかがでしょうか?
(自分が所属するコミュニティ内の)常識
誰もが自分の意見を認めてもらいたいからこそ、
この部分を曖昧にして
常識という言葉を使うんだと思いますが、
コミュニティの外にいる人にとっては
そんなものは常識でも何でもありません。
コミュニティは
家庭、職場、学校、職種、性別、年代、国籍
といった昔からあるものもあれば、
ここ10年くらいを考えれば
インターネット、YouTube、SNS内に
無数に存在しています。
これら全てのコミュニティには
それぞれの常識があり同じものはないでしょう。
そして人は
大小いろんなコミュニティに所属しているので
自分が持っている常識すら
よく分からない状態で
日々を送っているように見えます。
だから
「何が正しいのか分からない」
と情報に振り回される人が溢れるのではないでしょうか。
情報を発信する側はそれぞれ
「自分たちのコミュニティ内の」常識で
発信しているわけですから、
そんな情報にたくさん触れていれば
そりゃ訳分からなくなるのも当然のことです。
インフルエンサーが言ってようが…
いいねの数が多かろうが…
チャンネル登録者数が多かろうが…
その情報は
常識という言葉から連想される
「みんなが」「誰もが」というものではない
ということは知っておきましょう。
万人に共通する「常識」は
死んだと言ってもいいのかもしれませんね。
健康に「なりたい人」と「なる人」の常識
以上のことを踏まえると
何かで結果を出したければ…
結果を出している人たちの常識を
自分の常識にしてしまえばいいんじゃない?
って僕は思っていて。
当院にご来院中の患者さん方は
大きく分けると
健康に「なりたい人」と「なる人」がいます。
この2つのコミュニティは
当然「常識」が違う。
例えば 、
「肩こりを治したい」と言って来院する
50人の常識と、
その後肩こりが根本的に治る10人の常識は
全く違います。
言われてみれば
当たり前のことなのに、
健康に「なりたい人の常識」のまま、
「健康になれたらいいなぁ」
と思っている人が非常に多い。
しかし…
それは無理な話です。
なぜなら、
実際に健康になる人は、健康に「なる人の常識」の中で日々を過ごしているから。
健康に「なりたい人」と「なる人」
両者の常識がどれくらい違うかと言うと…
【健康に「なりたい人」の常識】
・とりあえず今の不調が解消できればいい
・取り組み始めるのは痛みや病気の症状が出てから
・我慢できなくなるまで耐える
・極力コスト(時間、お金、手間)をかけない
・健康の優先順位が低い(基本後回しにする)
【健康に「なる人」の常識】
・長期的な視点を持って根本解決を目指す。
・健康になりたい理由が明確にある
・メンテナンスすることは当たり前
・生活習慣(睡眠、運動、食事)に気を使う
・健康の優先順位が高い
あくまで
この仕事を20年やってきた上での
僕の視点ですが
両者の常識ってこれくらい違いがあるんですね。
変人のススメ
この両者の常識の違いを踏まえた上で考えてみてください。
健康に「なりたい人」の常識で
健康に「なる人」の常識で生きる人を見たら…
「変人」ですよね。
だって、
我慢できないほどじゃないのに定期的にメンテナンスを行い…
極力コストをかけたくないものにコストをかけ…
自分だったら基本後回しにするものの優先順位が異常に高い…
おそらくほとんど理解できないでしょう。
しかし現実を見た時…
健康になっているのは「変人」の方なのです。
今回僕がお伝えしたいのは
どちらが良い悪いということではなく、
コミュニティが違えば
常識が違うということです。
そしてどんな分野でも
結果を出している人たちの方が
圧倒的マイノリティ(少数派)。
先ほどの文脈で言えば
「変人」というわけです。
そして僕の仕事は
整体を通じて患者さんたちの常識を転換させ
変人になってもらうこと
そういった意味では
結構な数の変人を輩出してきましたね(笑)
健康に限らず
勉強、仕事、スポーツ、子育て…
世の中の大多数は
結果を出している変人たちの
ノウハウばかり真似ようとしますが、
持っている常識が違えば
いくらノウハウを真似た所で
結果は出ないでしょう。
もし今あなたに
絶対に結果を出したいものがあるのなら
まずやるべきことは、
今のあなたの常識を
「変人」というコミュニティ内の常識に
転換することではないでしょうか。
ぜひ結果を出している人たちの常識に
注目してみてください!
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
久家
福岡市西区の姿勢矯正専門整体院ベストフォームについて
ベストフォームは、福岡市西区で姿勢矯正に特化した施術を行なっている整体院です。
完全個室・完全予約制なので、施術中に他のお客様と顔を合わせることのないプライベート空間で、人目を気にせずリラックスして施術を受けていただけます。
毎回院長である私が担当し、体の状態、症状の経過をしっかりと把握して、患者様一人一人の悩みと真剣に向き合い、責任をもって施術させていただきます。
夜は20時まで受付、日曜祝日も営業していますので、お仕事でお忙しい方も無理なく通えます。
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正しい姿勢を習慣化するセルフケアの指導まで行ないます。こんな...
予約・施術の流れ
このコラムを書いた人
福岡市西区の整体ベストフォーム 代表久家陽介
経歴
- 出身地:福岡市西区
- 出身校:修猷館高校ー九州大学ー九州大学大学院
- 大学卒業後、企業に就職。その後転職しメディカルトレーナーの資格を取得。大阪、兵庫、福岡で10年間整骨院に勤務。
- 2014年Best Formを開院。パーソナルトレーニングの指導、野球チーム(中学、高校、大学)の専属トレーナーとしての活動経験もあり、症状の改善だけでなく、健康づくり、アスリートの故障予防やパフォーマンスアップにも精通している。
メッセージ
人生100年時代を健康に生きていくためには、自分で情報を取捨選択して、「自分の健康を自分で作る」能力が必要不可欠になります。だからこそ整体で症状を改善するだけでなく、患者さんたちが自分の健康を自分で作れるようにサポートをする、これが僕ら整体師が担う重要な役目だと考えます。
当院のコンセプトは「健幸づくり」。患者様一人一人に、健康を当たり前にして幸せな人生を送って頂きたい、そんな想いを込めて仕事をさせて頂いています。
ご来院中の患者様、そしてこれから出会う方々とのご縁に感謝して、一人でも多くの方を「健幸」に導くために邁進して参ります。どうぞよろしくお願い申し上げます。
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