自己ベスト更新に向けて〜結果を出すためのマインドセット〜
こんにちは、久家です。
私事ではありますが、3月24日にさが桜マラソンを走ってきます。ちょうど1年前のさが桜マラソン、11月の福岡マラソンに続き、この1年で3度目のフルマラソン。
これまでのフルマラソンは1年に1回しか走ったことがなく、2年連続ですら走ったことはありません。そんな僕がこの1年で3回目のフルマラソンに挑戦します。なぜ急にこんな挑戦をしようと思ったのか、自分でも謎です（苦笑）
今回の目標は、3時間30分以内にゴールする「サブ3.5」
1年前のさが桜マラソンが4時間1分、11月の福岡マラソンが3時間45分、とタイムが縮んできているので、ちょっと調子に乗っているのかもしれませんね。
しかし、今回の目標は正直…、かなり厳しい目標です。11月の福岡マラソンの時よりも、1キロあたり20秒縮めてギリギリ達成できるタイム。
これまでのような練習では絶対に無理だと痛感し、ランニングフォームを改善したり、新たな練習を取り入れたりして、前回までとは全く違った取り組みをしてきました。
そこで今回は、高い目標に向かっていく時に、僕が大事にしているマインドセットを２つご紹介します。
健康に関する話ではありませんが、何かの参考にしていただけたらと思います。
WBCの若い選手たちから学んだこと
この1年、僕は仕事に対しても、ランニングに対しても、意識して取り組む姿勢を大きく変えてきました。
その際に参考にしたのが、昨年のWBCの若い選手たちの姿勢です。
昨年のWBCの時、ダルビッシュが今の若い選手たちのことを「オープンマインド」だと評価していました。ダルビッシュは直前の合宿で、若い選手たちと積極的にコミュニケーションを取り、変化球の投げ方などを教えていました。
ダルビッシュいわく、昔の選手であれば変化球の投げ方を教わったら、まずはキャッチボールで練習して…、次はブルペンで投げてみて…、ある程度投げれるようになってから試合で試してみるってやっていたとのこと。それだったら教わってから実戦で投げるまで、3ヶ月くらいかかってしまいます。
一方、今の若い選手たちは、教わったその日に「じゃあ、今日プルペンで投げます」と即行動に移すとのこと。短い合宿と大会期間の中でもどんどん成長し、その結果は皆さんもご存知の通り、世界一。
WBCという世界大会の直前の合宿で、こういうことをやっているのには驚きで、これは僕の中にはない「解釈」でした。
自分だったら、大事な大会の直前に新しいことをするのは「リスク」と解釈してしまいます。
「今まで築き上げたものが壊れて、調子が悪くなるのでは？」
「そんなにすぐには身につけられないだろう」
と考えてしまい、大会が終わってから始めようってなるんですね。
この若い選手たちの行動を見習って、僕は去年11月の福岡マラソンの時、1ヶ月前にランニングフォームを大きく変えました。「リスク」以上のものがあると解釈して。
結果は目標のサブ4達成。
これに味をしめた訳ではないですが、今回も目標達成に向けて、本番2週間前から新たなことに取り組み始めました。
前回の記事の中で、物事をあるがままに見るために「解釈を増やす」という話をしましたが、僕は「サブ3.5」を達成するために、まず自分の走りをあるがままに見ることから始めました。
あるがままに見るために、ランニングフォームやトレーニングなどに対して、これまでしたことのない「解釈」を取り入れたことで、
今までとは違った情報に触れて知識が増え…、それをすぐに練習で実践して経験も増え…、自分の走りの見え方がどんどん変わってきたんです。
そして本番2週間前にも「これができればもっと良い走りができるんじゃないか」というものが出てきて、迷わずに取り組み始めました。
こうやって今まで以上に自分の走りをあるがままに見て、やれることはやってきたので、これがどう結果に出るかが楽しみですね。
大事にしている２つのマインドセット
今回で5回目になるフルマラソン。前回までと大きく違うのが天候です。これまでの4回は全て天候には恵まれていたのですが、今回は雨になりそうで…
っていうか今日の段階で、日曜日の降水確率が100％なんですねー（苦笑）5回目にして初の雨の中のマラソンはほぼ確定です。
正直な所、天気予報の「降水確率100％」を見た瞬間は、「ハァ〜」ってなりましたね。ベストコンディションで走れたとしても、今回は厳しい目標なので。
でもすぐに切り替えました。
当日のことなんて、当日にならないと分からないことです。
調子良く練習してきましたが、当日を調子よく迎えられるかなんて分かりません。
前回達成できたサブ4も、今回クリアできる保証もありません。
もしかしたら、天気予報が外れるかもしれない。
あれやこれやと、都合のいいことや不安なことを考えてしまいますが、どうであれ僕にできることは…
当日の状況を受け入れて走ることだけ
たとえ当日の条件が悪く、普段の実力の半分しか出せない状況だったとしても、それを全部出してきます。
それは普段の自分と比べると半分ですが、当日走るのはその日の自分です。
「その日の自分のMAXを出す」
いつも以上にこのマインドセットを意識して、最後まで走り切ってきます。
そしてもう１つ。
今週月曜に配信の「言葉のチカラ」で紹介した
「起こることを楽しむ」
これを実践してこようと思っています。
「天気も良く、自分の実力も出し切れて、目標を達成できて楽しめました！」
なら、楽しめる事が起こるのを期待して、期待通りだったというだけの話ですよね。楽しみを期待するようなこんなマインドでは、期待が外れた時は、間違いなく結果は出ないでしょうし、そもそも楽しめない。
「天候が悪かったから…」
「調子が悪かったから…」
「しんどいだけのマラソンだった」
と言い訳ばかりして、楽しめずに終わると思うんです。だから「起こることを楽しむ」と決めて走ってきます。
初の雨の中のマラソンをどう楽しもうか。
いつもと違う状況をどう乗り切ろうか。
この状況で「サブ3.5」を達成できたらスゴくない？
そんな事を考えながら、心の準備をしております。
今の所、
前回までのような目標達成に対する期待はそれ程なく…
降水確率100％に絶望しているわけでもなく…
今回のサブ3.5は無理だろうという諦めもなく…
何と表現していいか分からないメンタルになっておりますが（笑）
残り2日で心も体もしっかりと準備して、
「その日の自分のMAXを出す」
「起こる事を楽しむ」
この２つのマインドセットで雨のマラソンを楽しんできたいと思います。
今回は何の参考にもならない話だったかもしれませんが、最後まで読んで頂きありがとうございました。
久家
福岡市西区の姿勢矯正専門整体院ベストフォームについて
ベストフォームは、福岡市西区で姿勢矯正に特化した施術を行なっている整体院です。
完全個室・完全予約制なので、施術中に他のお客様と顔を合わせることのないプライベート空間で、人目を気にせずリラックスして施術を受けていただけます。
毎回院長である私が担当し、体の状態、症状の経過をしっかりと把握して、患者様一人一人の悩みと真剣に向き合い、責任をもって施術させていただきます。
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このコラムを書いた人
福岡市西区の整体ベストフォーム 代表久家陽介
経歴
- 出身地：福岡市西区
- 出身校：修猷館高校ー九州大学ー九州大学大学院
- 大学卒業後、企業に就職。その後転職しメディカルトレーナーの資格を取得。大阪、兵庫、福岡で10年間整骨院に勤務。
- 2014年Best Formを開院。パーソナルトレーニングの指導、野球チーム（中学、高校、大学）の専属トレーナーとしての活動経験もあり、症状の改善だけでなく、健康づくり、アスリートの故障予防やパフォーマンスアップにも精通している。
メッセージ
人生100年時代を健康に生きていくためには、自分で情報を取捨選択して、「自分の健康を自分で作る」能力が必要不可欠になります。だからこそ整体で症状を改善するだけでなく、患者さんたちが自分の健康を自分で作れるようにサポートをする、これが僕ら整体師が担う重要な役目だと考えます。
当院のコンセプトは「健幸づくり」。患者様一人一人に、健康を当たり前にして幸せな人生を送って頂きたい、そんな想いを込めて仕事をさせて頂いています。
ご来院中の患者様、そしてこれから出会う方々とのご縁に感謝して、一人でも多くの方を「健幸」に導くために邁進して参ります。どうぞよろしくお願い申し上げます。
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